2016年07月04日
ちょっと恐い話
みなさん。こんにちは、パンダです。
なんか一気に暑くなりましたね。こんな暑い日は、恐い話でもして皆さんに涼しくなってもらおうかなと思います。
サバゲー生活、数十年。長いことやっていると色んなことがありました。
そんな色んな事の中でも、ちょっとオカルト的なこともいくつかありましたね。
・プレデター遭遇事件
これは、今から十年ほど前にあった話です。当時は、私はチームではなく個人で活動をしていたのですがとある土曜の夜に某フィールドでナイトゲームがあると言う友人の誘いに乗りました。
そのフィールドは、昼間は何度かいったことがあったんですが、夜戦は初めてでした。
友人の話では、夜戦でも20人くらいは集まると言う話だったのに、なぜかその日は私を含めてたった四人だけ。
とりあえず2対2ということでフラッグ戦が始まった。私は、一人でフラッグを守っていたのだが薄暗い森の中で一人でフラッグを守っているのはちょっと寂しかった。
遠くでは、相棒が敵と交戦を始めたらしく三種類の電動ガンの音が聞こえていた。
「あ~、打ち合い始まったな。」そんなことを考えながら、相棒の応援にいこうと思った時。どこからともなく、足音が聞こえた。最初は、空耳かと思ったのだが、その足音は私の左側の林の中から聞こえていた。
敵が回りこんできたのか?とも思ったが、別のところで三丁の電動ガンの音は聞こえている。銃を構え、ライトを向けて策敵をはじめたが敵の姿は見えない。その時、俺の銃につけていたライトは20メートル先までは照らすことが出来るものだったが、人の姿はない。
だが、林の中からゆっくりと聞こえてくる。一歩、一歩を踏みしめながら近づいてくる足音ががね。
「なんだ? アレは・・・」
俺は、目を疑った。
林の中から出てくる人影をを、ライトが照らし出した。いや、人影なのかも判らない。
それは、透明だったんだ。あのプレデターにでてきたエイリアンみたいに人の輪郭をした透明な存在だった。
「止まれ。撃たれたいのか?」
ビビッタら負けだと思ったから、怒鳴ったよ。だが、それは近づいてくるのを辞めない。
「オーケイ。一度でイイから、人以外と戦ってみたかったんだ。」
もう変なテンションになって、一気にソレに向かって撃ちまくった。フルオートで数秒間撃ちまくるが、弾はむなしくソレをすり抜けていくだけだった。
「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」
俺はお経を唱えながら、ソレに向かって撃ちまくりながら突進していった。ソレにぶつかりそうになった瞬間、電動ガンで思いっきり殴りつけた。だが、手応えなく気がついたらソレは目の前から消えていた。
その後、俺が体験したことをフィールドマスターに話すと、以前からフィールド内で妙な人影が目撃されることはあったらしいが、なぜそういうのが目撃されるのかわからないとのことだった。
・七番目のコテージ事件
これは、十年くらい前の8/16にあったマジでヤバイ話。
知人の知人から親が持っている廃墟を取り壊す前にナイトサバゲーをやるので来ないかという誘いがあった。まぁ、暇だったので参加することにしたのだが、なぜかその日はおかしいことばかりあったのを今でも覚えている。
お盆真っ盛りの深夜に夜戦というどうしようもないくだらない理由にテンションが挙がり、参加したのが馬鹿だった。
フィールドに行く前に、車のエンジンがかからなくなったり、ナビが方角を間違えてしまったりと変なことばかりがあった。その時、参加を取りやめていれば良かったと今でも後悔する。
フィールドに着いたのは、世もふけた午後8時くらい。すでにゲームは始まっていた。人数は20人くらいのようだったが、そこは来た瞬間にヤバイってのが判った。
そのエリアに入った瞬間に、誰かが耳元でボソボソ言ってるような声がするし、悪寒はしまくっている。少し霊感があるほうなので、マジでヤバイ場所だと言うのを直感した。だが、他の人たちは楽しそうにサバゲー話に花を咲かせているのとりあえず黙っていることにした。
数ゲームやったらさっさと帰ろうと思った。
んで、ゲームが始まった。ゲームは、殲滅戦。敵を全滅させるまで戦うゲームだ。
そこは、コテージタイプのラブホテルだった場所で家が「二軒ずつ六つ」並んでいる。俺は、その奥の、「七番目のコテージ」の中に隠れた。
中は、廃墟と言っても多少は荒れてはいたが酷い感じはなかった。まだまだ使えそうな印象だった。
漆黒の闇の中で、隠れながら敵を待ち構えていると、入り口からゆっくりと人影が入ってきた。
敵か?と思ったのだが、何か妙だった。
その日は、サイリュームをマーカー代わりにしていた。だが、その人影はそれをつけていなかった。その人影は、室内をゆっくりと歩き回るとまた入り口から出て行った。
おかしな奴だなと思いながらも、俺は敵を待ち構えていた。
そして、結局敵が現れなかったので、時間切れにもなったのでセイフティエリアに戻ることにした。
すると、何か様子がおかしかった。
知人が、「一体どこにいたんだ? ずっと探していたんだぞ?」といってきた。
何を言ってるのか判らなかった。
「制限時間が過ぎたのに、君が戻ってこない。全員で手分けして探したのに姿がないから警察に連絡をするとこだったんだ」と別の知人も言う。
「ん? 何言ってんだ? 制限時間が終わったから戻ってきたんだけど?」
俺は答えながら、時計を見るとおかしいことに気づいた。さっき確認した時間からすでに3時間過ぎていたのだ。
「どこにいたんだ?」
知人に聞かれたから、
「一番奥の七番目のコテージに隠れていた。一人、妙な奴が来たけど他にも敵が来なかったし時間切れになったから戻ってきたんだ」
俺の答えにみんなが顔を見あせている。
「何を言ってるんだ? ここには六つしかコテージはない。」
その答えが半信半疑だったから、もう一度戻って確認してみると確かにコテージは六つしかなかった。
俺がいた七番目のコテージなどなかったのだ。
そう、俺は存在していないはずの七番目のコテージに隠れていたのだ。
これは、後から聞いた話のだが、以前は七つコテージがあったらしい。だが、殺人事件が起きて七番目のコテージは取り壊されたそうだ。事件があったために客足が遠のきそこは結局閉鎖されたそうだ。
あの時、俺はどこにいたのか? あの時見た人影は誰なのか? そして、消失した3時間の謎。
これは今でも、理解不能だ。噂ではそのコテージはすべて壊され何かの商業施設が建てられたそうだ。
あの時、俺は別の世界にでも言っていたのだろうか?
これは誰にもわからない謎だろう。
信じるか信じないかは、貴方次第。夜戦をやるときは、お気をつけて。
By パンダ
なんか一気に暑くなりましたね。こんな暑い日は、恐い話でもして皆さんに涼しくなってもらおうかなと思います。
サバゲー生活、数十年。長いことやっていると色んなことがありました。
そんな色んな事の中でも、ちょっとオカルト的なこともいくつかありましたね。
・プレデター遭遇事件
これは、今から十年ほど前にあった話です。当時は、私はチームではなく個人で活動をしていたのですがとある土曜の夜に某フィールドでナイトゲームがあると言う友人の誘いに乗りました。
そのフィールドは、昼間は何度かいったことがあったんですが、夜戦は初めてでした。
友人の話では、夜戦でも20人くらいは集まると言う話だったのに、なぜかその日は私を含めてたった四人だけ。
とりあえず2対2ということでフラッグ戦が始まった。私は、一人でフラッグを守っていたのだが薄暗い森の中で一人でフラッグを守っているのはちょっと寂しかった。
遠くでは、相棒が敵と交戦を始めたらしく三種類の電動ガンの音が聞こえていた。
「あ~、打ち合い始まったな。」そんなことを考えながら、相棒の応援にいこうと思った時。どこからともなく、足音が聞こえた。最初は、空耳かと思ったのだが、その足音は私の左側の林の中から聞こえていた。
敵が回りこんできたのか?とも思ったが、別のところで三丁の電動ガンの音は聞こえている。銃を構え、ライトを向けて策敵をはじめたが敵の姿は見えない。その時、俺の銃につけていたライトは20メートル先までは照らすことが出来るものだったが、人の姿はない。
だが、林の中からゆっくりと聞こえてくる。一歩、一歩を踏みしめながら近づいてくる足音ががね。
「なんだ? アレは・・・」
俺は、目を疑った。
林の中から出てくる人影をを、ライトが照らし出した。いや、人影なのかも判らない。
それは、透明だったんだ。あのプレデターにでてきたエイリアンみたいに人の輪郭をした透明な存在だった。
「止まれ。撃たれたいのか?」
ビビッタら負けだと思ったから、怒鳴ったよ。だが、それは近づいてくるのを辞めない。
「オーケイ。一度でイイから、人以外と戦ってみたかったんだ。」
もう変なテンションになって、一気にソレに向かって撃ちまくった。フルオートで数秒間撃ちまくるが、弾はむなしくソレをすり抜けていくだけだった。
「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」
俺はお経を唱えながら、ソレに向かって撃ちまくりながら突進していった。ソレにぶつかりそうになった瞬間、電動ガンで思いっきり殴りつけた。だが、手応えなく気がついたらソレは目の前から消えていた。
その後、俺が体験したことをフィールドマスターに話すと、以前からフィールド内で妙な人影が目撃されることはあったらしいが、なぜそういうのが目撃されるのかわからないとのことだった。
・七番目のコテージ事件
これは、十年くらい前の8/16にあったマジでヤバイ話。
知人の知人から親が持っている廃墟を取り壊す前にナイトサバゲーをやるので来ないかという誘いがあった。まぁ、暇だったので参加することにしたのだが、なぜかその日はおかしいことばかりあったのを今でも覚えている。
お盆真っ盛りの深夜に夜戦というどうしようもないくだらない理由にテンションが挙がり、参加したのが馬鹿だった。
フィールドに行く前に、車のエンジンがかからなくなったり、ナビが方角を間違えてしまったりと変なことばかりがあった。その時、参加を取りやめていれば良かったと今でも後悔する。
フィールドに着いたのは、世もふけた午後8時くらい。すでにゲームは始まっていた。人数は20人くらいのようだったが、そこは来た瞬間にヤバイってのが判った。
そのエリアに入った瞬間に、誰かが耳元でボソボソ言ってるような声がするし、悪寒はしまくっている。少し霊感があるほうなので、マジでヤバイ場所だと言うのを直感した。だが、他の人たちは楽しそうにサバゲー話に花を咲かせているのとりあえず黙っていることにした。
数ゲームやったらさっさと帰ろうと思った。
んで、ゲームが始まった。ゲームは、殲滅戦。敵を全滅させるまで戦うゲームだ。
そこは、コテージタイプのラブホテルだった場所で家が「二軒ずつ六つ」並んでいる。俺は、その奥の、「七番目のコテージ」の中に隠れた。
中は、廃墟と言っても多少は荒れてはいたが酷い感じはなかった。まだまだ使えそうな印象だった。
漆黒の闇の中で、隠れながら敵を待ち構えていると、入り口からゆっくりと人影が入ってきた。
敵か?と思ったのだが、何か妙だった。
その日は、サイリュームをマーカー代わりにしていた。だが、その人影はそれをつけていなかった。その人影は、室内をゆっくりと歩き回るとまた入り口から出て行った。
おかしな奴だなと思いながらも、俺は敵を待ち構えていた。
そして、結局敵が現れなかったので、時間切れにもなったのでセイフティエリアに戻ることにした。
すると、何か様子がおかしかった。
知人が、「一体どこにいたんだ? ずっと探していたんだぞ?」といってきた。
何を言ってるのか判らなかった。
「制限時間が過ぎたのに、君が戻ってこない。全員で手分けして探したのに姿がないから警察に連絡をするとこだったんだ」と別の知人も言う。
「ん? 何言ってんだ? 制限時間が終わったから戻ってきたんだけど?」
俺は答えながら、時計を見るとおかしいことに気づいた。さっき確認した時間からすでに3時間過ぎていたのだ。
「どこにいたんだ?」
知人に聞かれたから、
「一番奥の七番目のコテージに隠れていた。一人、妙な奴が来たけど他にも敵が来なかったし時間切れになったから戻ってきたんだ」
俺の答えにみんなが顔を見あせている。
「何を言ってるんだ? ここには六つしかコテージはない。」
その答えが半信半疑だったから、もう一度戻って確認してみると確かにコテージは六つしかなかった。
俺がいた七番目のコテージなどなかったのだ。
そう、俺は存在していないはずの七番目のコテージに隠れていたのだ。
これは、後から聞いた話のだが、以前は七つコテージがあったらしい。だが、殺人事件が起きて七番目のコテージは取り壊されたそうだ。事件があったために客足が遠のきそこは結局閉鎖されたそうだ。
あの時、俺はどこにいたのか? あの時見た人影は誰なのか? そして、消失した3時間の謎。
これは今でも、理解不能だ。噂ではそのコテージはすべて壊され何かの商業施設が建てられたそうだ。
あの時、俺は別の世界にでも言っていたのだろうか?
これは誰にもわからない謎だろう。
信じるか信じないかは、貴方次第。夜戦をやるときは、お気をつけて。
By パンダ
誹謗・中傷はお断りします
しかし七番目のコテージの話しは鳥肌立ちました…